f 瀬戸のおばぁ物語 ― コンセプト | ラーフshop

読み物 Blog

2026/06/15 15:48

瀬戸の海は、今日も静かに息づいています。

観音寺の沖に浮かぶ伊吹島で育ったいりこは、潮の速さと海の恵みをそのまま閉じ込めた、小さな宝物。 そのいりこを、朝の台所で当たり前のように扱っていたのが、どの家にもいた“おばぁちゃん”でした。

鍋に水を張り、いりこをひとつかみ。 火にかけると、ふわりと立ちのぼる香り。 それは「おかえり」と家中に広がる、あのやさしい匂い。 味噌汁も、炊き込みご飯も、煮物も――特別じゃないのに忘れられないのは、 いりこが家族の時間をそっと支えていたから

西讃岐では、いりこは“調味料”ではなく“家族の味”。 忙しい朝でも、疲れた夜でも、ひとつまみのいりこが心を落ち着かせてくれる。 現代人がが求めているのは、きっとこういう“帰れる場所の味”なのかもしれません。

「瀬戸のおばぁ物語」は、そんな記憶をもう一度、現代の食卓に届けるために生まれました。 観音寺の海で育ち、昔ながらの方法で丁寧に仕上げたいりこは、袋を開けた瞬間に懐かしさを呼び覚まします。

・仕事で疲れた夜に ・子どもに“本物の味”を食べさせたいときに ・実家の味が恋しくなったときに

そっと寄り添い、心をほぐしてくれる。 それが「瀬戸のおばぁ物語」が届けたい、暮らしの温度です。